マックシェイクのストローの直径は、乳首と一緒!
こんな都市伝説、聞いたことあります?
マックシェイクは登場当初、売れ行きが芳しくなかった。そこでいろいろ試行錯誤してみたところ、売り上げ不振の原因は、ストローにあるんじゃないかとなったらしい。ストローが細すぎると、口の中になかなかシェイクが入ってこない。太すぎると大量に入ってきて困っちゃう。つまり、一番最適な量を口に運ぶストローの太さに出来れば売れんじゃね!? という結論に達したわけです。
で、出された答えが“乳首”。
日本マクドナルドの創業者、故藤田田氏の著書にこんな一節があります。
「人間が口の中にものを吸い込むときに、もっともおいしいと感じるスピードは、 母乳を吸うスピードなのである」
「マクドナルドのストローの直径のXミリメートルというのは企業秘密になっている。 もっとも、おはかりになればわかってしまうが、シェイクを母乳のスピードで吸い込むために、 あの大きさにつくられているのである」
(『Den Fujitaの商法2 天下取りの商法』/藤田田著、KKベストセラーズ刊)。
どうやらこの都市伝説、ほんとっぽいです。
さてさて、ここから本題。もうひとつの都市伝説“ヘビースモーカーはマザコン!?” 察しのいい人はもう気づいているかもしれませんね。たばこの直径、マックシェイクのストローと同じく、乳首に近いと思いません?
この偉いお医者さんはこんな風に分析してます。
赤ちゃんはお母さんのおっぱいから栄養と最高の安らぎ、癒しを受け取っている。でもいずれ人は乳離れしなければならない。絶対的な安心感を口から受け取っていた人々が乳首を失う。口が寂しい。だから代替品としてたばこを吸う。つまり、たばこが大好きな人は精神的な乳離れが出来ていない人、ってな分析です。なかなか説得力がありますよね。
このフロイトの分析がもとになって“ヘビースモーカーはマザコン”って都市伝説が生まれたようです。吸ってみるか吸ってみないかはあなた次第です!
で、文章を締めようと思ったんですが、気になることがひとつ。
『iQOS(アイコス)』や『Ploom S(プルーム・エス)』の専用スティックって、従来の紙巻きたばこと同じ“乳首直径”だけど、『glo(グロー)』の専用スティックって細いですよね。これって“乳離れ”が進んでるってことかもしれませんね。
文/D
都市伝説、歴史、そして加熱式タバコを愛するフリーライター。