加熱式タバコっていいよね

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加熱式タバコと電子タバコは何が違う?基本的な仕組みも解説

更新日:2021.07.07
吸い比べ調査

タバコ葉に火をつけることなく、安全に使用できる加熱式タバコは年々愛用者が増えています。

 

紙巻きタバコのデメリットを解消できる製品も多く、よりスマートな喫煙方法として注目されています。

加熱式タバコと紙巻きタバコは明らかな違いがありますが、混同しがちなのが電子タバコです

 

火ではなく電気を使うという点では加熱式タバコも電子タバコも共通点があり、見た目も似ているため混同されやすいものです。

 

今回の記事では、加熱式タバコと電子タバコは具体的に何が違うのか、それぞれの特徴に触れつつ両者の違いについて詳しく解説します。

 

加熱式タバコとは

そもそも、加熱式タバコとはどのようなものなのでしょうか。

 

もっとも重要なポイントは、「タバコ葉を使用している」という点にあります。

 

従来の紙巻きタバコは、タバコ葉を燃焼した際に発生する煙を吸引するものですが、

加熱式タバコはタバコ葉を燃やすのではなく加熱し、その際に発生する水蒸気を吸引します。

 

ただし、一口に加熱式タバコといってもメーカーやデバイスによって若干仕組みが異なります。

 

今回は、日本で販売されている「iQOS」「glo」「プルーム・テック」の3種類の加熱式タバコについて、それぞれの仕組みを解説しましょう。

 

アイコス

 

iQOS(アイコス)の仕組み

iQOSは、従来の紙巻きタバコの半分程度の長さのスティックをデバイスに差し込み、タバコ葉を300℃以下で加熱します。

 

通常、タバコ葉は800℃で燃焼し煙が発生しますが、それよりも低温の300℃で加熱することで、燃焼することなく蒸気が発生します。

 

iQOSのデバイス内部には太く平らなブレードが搭載されており、スティックを差し込んだ際にブレードに装着される仕組みになっています。そのため、iQOSはスティックの中心部をブレードで加熱することが大きな特徴といえるでしょう。

 

IQOS(アイコス)に関してさらに詳しく知りたい方はこちら

今さら聞けないIQOS(アイコス)の特徴を解説-加熱式たばこっていいよね-  

 

glo(グロー)の仕組み

gloは、紙巻きタバコとほぼ同じ長さのスティックをデバイスに差し込み、タバコ葉を加熱します。

 

iQOSは300℃以下で加熱しますが、gloはそれよりも低温の240℃(ブーストモードでは280℃)以下で加熱する仕様となっています。

 

gloの最大の特徴は、iQOSのようにブレードが搭載されているのではなく、スティックの差し込み部分全体がヒーターになっていることです。

 

これにより、スティックの中心部から加熱するのではなく、外側から全体的に加熱することで、iQOSよりも低い温度でも蒸気が発生しやすくなっています。

 

glo(グロー)に関してさらに詳しく知りたい方はこちら

加熱式たばこ「グロー(glo)」って一体なに?基礎知識や特徴をご紹介 

 

Ploom・TECH(プルーム・テック)の仕組み

プルーム・テックはiQOSやgloとは異なり、少し特殊な仕組みを採用しています。

 

まず、プルーム・テックを使用する際にはカートリッジと「たばこカプセル」が必要です。

 

カートリッジ内部にはグリセリンとよばれる粘性の液体が入っており、「たばこカプセル」の内部にはタバコ葉が入っています。

 

グリセリンを加熱すると水蒸気が発生するのですが、これを吸引する際に「たばこカプセル」を通過させることで、

タバコ成分を含んだ水蒸気を吸引できるという仕組みです。

 

Ploom(プルーム)に関してさらに詳しく知りたい方はこちら

Ploom(プルーム)とは?IQOS,gloに並ぶ加熱式たばこを解説  

 

電子タバコとは

加熱式タバコはメーカーやデバイスによって多少の差はあるものの、いずれも「タバコ葉を使用していること」という点では共通していることが分かりました。

 

では、加熱式タバコと混同されやすい電子タバコとはどのようなものなのでしょうか。

 

電子タバコと加熱式タバコの決定的な違いは、「タバコ葉を使用していないこと」が挙げられます。

 

電子タバコの基本的な仕組みは、カートリッジ内部に入っているリキッドを電気によって加熱し、

発生した水蒸気を吸引するというものです。

 

電子タバコはメーカーやデバイスが無数に存在するため、製品ごとの特徴を個別に紹介することは難しいのですが、

今回は電子タバコの主なタイプ別に仕組みを解説します。

 

電子タバコ

 

シガライク

シガライクとは、リキッドが充填されたカートリッジと吸口が一体型の電子タバコです。

 

紙巻きタバコと同等のコンパクトなサイズが特徴で、リキッドがなくなったらカートリッジごと交換するシンプルな形状のものです。

 

ただし、搭載されているバッテリーは小型のものが多いため、煙の量は少なめで物足りなく感じるユーザーも少なくありません。

 

クローズドタンクシステム

シガライクの欠点を補ったものが、クローズドタンクシステムとよばれるタイプの電子タバコです。

 

これはリキッドが充填されたカプセルをカートリッジに装着し、リキッドがなくなったらカプセルを交換するものです。

 

シガライクはバッテリーが小型のものが多いですが、クローズドタンクシステムでは比較的大型のバッテリーが装着されており、その分煙の量も多く、従来のタバコに慣れた方にとっても満足度の高い電子タバコといえるでしょう。

 

オープンタンクシステム

近年主流となっている電子タバコの多くは、オープンタンクシステムとよばれるタイプです。

 

シガライクとクローズドタンクシステムの電子タバコは、それぞれの製品に対応したカートリッジやカプセルを用意し交換しなければなりません。

 

しかし、そもそも特定のカートリッジやカプセルを販売している店舗が限られているほか、フレーバーの種類も少なく、味のバリエーションを楽しむには不向きといえるでしょう。

 

オープンタンクシステムは、リキッドを充填するタンクと吸い口、

バッテリーがそれぞれ独立しているため、さまざまなリキッドを自由に入れて楽しむことができます。

 

また、クローズドタンクシステムよりもさらに大型のバッテリーを搭載した製品も登場しており、大量の水蒸気を吸引でき吸いごたえも抜群です。

 

電子タバコの最大の欠点は、紙巻きタバコや加熱式タバコよりも吸いごたえがなく、タバコを吸った気分になれないことです。

 

しかし、オープンタンクシステムの電子タバコであれば、大量の水蒸気が吸引でき、好みのフレーバーを選べばタバコを同等の満足感を得られます。

 

加熱式タバコと電子タバコの違い

ここまで加熱式タバコと電子タバコの基本的な仕組みを紹介してきましたが、

両者の違いについてあらためて整理してみましょう。

 

電子タバコを吸っている男性

 

タバコ葉を使用するのが加熱式タバコ

もっとも大きな違いは、加熱式タバコはタバコ葉を使用し、電子タバコにはタバコ葉が使用されていないことです。

 

電子タバコは加熱したリキッドの水蒸気を吸引しているに過ぎないため、加熱式タバコに比べて吸いごたえが少ない製品が多いです。

 

しかし、リキッドを好みのフレーバーに替えたり、大容量のバッテリーを搭載した製品を選べば、

加熱式タバコにも劣らないほどの吸いごたえを実現できます。

 

電子タバコにはタバコ税がかからない

タバコ葉を使用していないということは、電子タバコにはタバコ税がかかりません。

 

加熱式タバコは従来の紙巻きタバコに比べてタバコ葉の量が少ない製品もありますが、タバコ葉を使用している以上、商品の購入価格に対してタバコ税がかかっています。

 

経済的負担を考えると、加熱式タバコよりも電子タバコのほうがメリットが大きいといえるでしょう。

 

電子タバコにはタールやニコチンが含まれていない

電子タバコはタバコ葉を使用していないため、タールやニコチンといったタバコ由来の成分が含まれていません。

 

そのため、タバコ本来の喫味や吸いごたえにこだわる方にとっては、電子タバコは物足りなく感じることもあるでしょう。

 

一方、有害成分を含んでいないからこそ、電子タバコは健康上のメリットがあると考える方もいます。

 

タバコを吸うこと自体が習慣化している方にとっては、電子タバコへの切り替えは禁煙への第一歩と考えることもできます。

 

 

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