加熱式タバコっていいよね

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紙巻きタバコからの切り替えの前に押さえておきたい加熱式タバコのメリット・デメリット

更新日:2021.08.10
吸い比べ調査

2010年代半ばに登場し、その後爆発的にユーザー数を拡大している加熱式タバコ。従来の紙巻きタバコとは異なり、タバコに着火するのではなく専用デバイスによって加熱し、水蒸気を吸引するという新しさもあり人気を集めています。

 

しかし、加熱式タバコは登場してから間もないこともあり、健康被害への影響も含めてまだまだ分からないことも多いです。

 

そこで今回の記事では、加熱式タバコのメリットとデメリットを詳しく解説します。

今後、紙巻きタバコからの切り替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

加熱式タバコのメリット

まずは、加熱式タバコのメリットを4つのポイントに分けて解説しましょう。

 

電子タバコ

 

煙が少ない

加熱式タバコは直接タバコに着火するものではなく、専用デバイスで加熱し、発生した蒸気を吸い込む仕組みとなっています。タバコ葉が燃えているわけではないため、紙巻きタバコに比べると煙の量が大幅に抑えられています。

 

紙巻きタバコを吸っていると、部屋の中の壁紙や家具、家電製品などがヤニで汚れてしまうことがありますが、加熱式タバコであればそのような影響を最小限に留めることができます。

 

ただし、iQOSやgloなどの加熱式タバコは、全く副流煙が発生しないわけではありません。

 

また、吸引した水蒸気を吐き出す以上、加熱式タバコ特有のニオイが発生することも避けられません。

非喫煙者にとっては決して快適な環境とはいえないため、配慮が求められるでしょう。

 

有害物質が少ない

加熱式タバコを販売しているメーカーでは、独自の研究により従来の紙巻きタバコと比較した場合の有害物質の量を公表しています。

 

それによると、紙巻きタバコに比べて平均9割もの有害物質がカットされていることが分かっています。

 

加熱式たばこの健康問題についてはこちら

【加熱式たばこっていいよね】加熱式タバコの健康問題や害についてご紹介 

 

火災や火傷のリスクが低い

紙巻きタバコは吸い殻の火を確実に消さないと、火災につながるおそれがあります。

 

しかし、加熱式タバコの場合は、吸い終わったタバコスティックをそのまま放置していても発火するおそれがなく、安全に処理できます。

 

実際に、消防庁では加熱式タバコが火災の原因となるかを検証するための実験を行っていますが、この中ではタバコスティックから可燃物への延焼には至らず、火災のリスクが低いことも分かっています。

 

また、加熱式タバコのデバイスにはさまざまな安全措置が講じられているため、タバコが原因による火傷などのリスクが低いこともメリットといえるでしょう。

 

加熱式タバコを吸っている際に火種が身体の一部にあたることは少なく、万が一子どもが触れたとしても安全です。

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01shoubo01_02000149.html

 

加熱式タバコのみ喫煙OKのエリアがある

健康増進法の施行にともない、屋内・屋外ともに禁煙のエリアが拡大しています。

 

しかし、中には紙巻きタバコの喫煙はできなくても、加熱式タバコのみ喫煙OKのエリアも存在します。

 

一部の飲食店など、ごく一部に限られてはいますが、紙巻きタバコに比べて喫煙できる場所が多いことはメリットといえるでしょう。

 

加熱式たばこで喫煙可能な飲食店はこちら

加熱式タバコでリフレッシュ!喫煙可能な飲食店~眉毛猫のネット散歩横浜編~

 

タバコの灰で汚れない

従来の紙巻きタバコは、吸い殻やタバコの灰を灰皿に落とすたびに灰皿が汚れてしまいます。

 

しかし、加熱式タバコは吸い殻を灰皿に入れても灰がほとんど発生せず、灰皿の清掃も簡単です。

 

また、灰皿周辺にタバコの灰がわずかに落ちることもないため、テーブルの上の清掃に手間がかかることもありません。

 

加熱式タバコのデメリット

加熱式タバコはメリットばかりに注目されがちですが、デメリットも存在します。

 

紙巻きタバコから切り替えを検討している方は、デメリットもぜひ押さえておきましょう。

 

紙巻きタバコ

 

紙巻きタバコとは喫味が異なる

紙巻きタバコに慣れ親しんだ方が加熱式タバコに切り替えると、タバコ本来の喫味や風味との違いに戸惑うケースも少なくありません。

 

タバコ葉を燃焼する紙巻きタバコと比べると、加熱式タバコは独特の風味やニオイがあり、口に合わないと感じる方もいるようです。

 

デバイスのコストがかかる

紙巻きタバコはライターやマッチさえあれば吸えますが、加熱式タバコは専用のデバイスを別途購入する必要があります。デバイスによっても価格は異なりますが、たとえば「iQOS3 DUO」の定価は6,980円と高額です。

 

本体にはリチウムイオンバッテリーを内蔵しているため、

スマートフォンやタブレット端末と同様、充電を繰り返しているうちに寿命を迎えることもあります。

 

数年に一度のタイミングで買い替えが必要になることを考えると、

デバイスの買い替えにかかるコストは大きなデメリットの一つといえるでしょう。

 

バッテリーが切れると喫煙できない

加熱式タバコの多くは、タバコ1箱分程度を目安にバッテリー残量がなくなるため、

その都度デバイスを充電しなければなりません。

 

自宅やオフィスの中であれば電源を確保することも簡単ですが、外出先などでバッテリーが切れてしまうと、

喫煙できなくなってしまいます。

 

そのような事態に備え、車載用の充電器やモバイルバッテリーを持ち運ぶ必要があり、

荷物が増えることもデメリットといえるでしょう。

 

定期的なメンテナンスが必要

加熱式タバコを日常的に使用していると、デバイスの内部にタバコ葉の燃え残りやホコリ、

汚れが付着し、喫味に影響を与えることがあります。

 

また、さらに汚れが蓄積されていくと、正常な動作にまで影響することも。

 

加熱式タバコのメーカーでは、およそタバコ1箱分を使用するたびにクリーニングを推奨していますが、

これを手間に感じる方も少なくありません。

 

健康被害への影響が分からない

加熱式タバコのメリットの2点目に「有害物質が少ない」ことを紹介しましたが、実は有害物質の少なさが健康リスクの軽減に直接的に影響するとは断言できないことも分かっています。

 

そもそも加熱式タバコは登場してから間もない製品であり、紙巻きタバコに比べて長期的な研究・調査ができていません。

 

たとえば、「有害物質が少ない=発がんのリスク軽減」という証明をするためには、長期的な追跡調査が求められます。

 

そのため、紙巻きタバコから加熱式タバコへ切り替えたからといって、

健康面でのメリットに直結するか否かは現時点で分からないのです。

 

加熱式タバコへの切り替えにあたっては、メリット・デメリットを正しく理解しておこう

 

電子タバコ

 

加熱式タバコは煙が少なく、有害物質が大幅にカットされていることは事実であり、

一見すると健康上のリスクに貢献すると捉えられがちです。

 

しかし、実際には健康面でのリスク分析は調査段階であり、断言できるものではありません。

 

また、紙巻きタバコとは異なり、専用デバイスの買い替えコストがかかるほか、

定期的なメンテナンスに手間がかかることも事実です。

 

紙巻きタバコと加熱式タバコ、それぞれのメリットとデメリットを比較しながら、

場合によっては完全に切り替えるのではなく、両者を併用してみるのも一つの方法といえるでしょう。

 

 

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