消費行動の80%を女性が握っているという説をご存知ですか?
日常の小さな買い物だけではなく、不動産や車などの大きな買い物にも、
女性の意見が重視されるようになってきました。
社会のニーズを握っているのは、意外にも女性なのかもしれません。
そんな社会のニーズを、加熱式タバコもまた満たしているのです。
目次
1.文化の成熟とレディース旋風
2.スペックからセルフイメージの向上へ
3.白黒つけることは正しいのか
4.加熱式タバコでグレーの着地点
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女性の進出はいつだって遅めでした。
男性の冒険が実を結ぶころに、ようやく参加が許される。
政治も、経済も、スポーツも、芸術もそうでした。
そんなかつての女性像が、くつがえされようとしています。
女性が先に立って、社会のあり方を考える、そんな時代が来ています。
さてお話は変わりますが、皆さんが
「これが欲しい!」や「自分もこうしたい!」と思うポイントはどこですか?
欲求のツボは人それぞれですが、大抵の人は「自分をより良くする」ことやモノに反応します。
しかし現代社会では「より良く」の内容が少しずつ変化してきています。
車に例えると、かつては、より速くてよりパワーのある車がもてはやされていましたね。
しかし現代の車は、乗り心地の良さや環境への優しさ、コストパフォーマンスなど
多角的なニーズに応えるものになっています。
この車に乗っている自分が好きだと思えることで、現代人は満足するようになりました。
それって女性の価値観に近づいてきたとは思いませんか?
人間にも環境にも優しい自分が好き。そうなれるから、欲求が生まれ、動き出す。
そんな価値観が大切にされる時代が来ているんですね。
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100か0か、白黒はっきりつけることは意外と簡単です。
けれども複雑に成熟したこの現代社会では、
それだけでは割り切れない問題がたくさんありますよね。
「百害あって一利なしなんだから、禁煙したら?」
なんて言われた経験のない喫煙者はいません。
リスクを0にしろと要求することは簡単です。
ですが、そんなギスギスした緩みのない社会なんて、生きていきやすいと言えるでしょうか。
「遊びの部分」のないハンドルは、果たして操作しやすいでしょうか。
ゼロリスクの真っ白な社会には、人間は適合できません。
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ハーム・リダクションの考え方は、
複雑化した社会をスムーズに動かすのに役立ちます。
喫煙者にも非喫煙者にも、環境にも優しく、タバコが吸えるのです。
頭ごなしに禁止するのではなく、
みんながより良く生きられる社会へと進んでいきませんか?
白黒つけずに、みんなが納得できる、グレーの着地点を探しましょう。
女性の柔軟な考え方を取り入れて、喫煙のイメージを変えていきましょう!
ありがとうございました。
文:眉毛猫