加熱式タバコっていいよね

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就職活動で気づいた社会(企業)の喫煙に対する考え方

更新日:2022.05.04
ハームリダクション

 

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

新年度を目前にして、人事異動の関係で忙しくされている社会人の方や受験シーズンで大変な学生の方、様々な方がいらっしゃるかと思います。

 

大学4年生である私は約1年間もの就職活動を終え、

 

希望する会社から内定をいただくことに成功し、新生活に向けた準備を行っています。

 

本記事では、社会や企業との接点がなかった私が就職活動を通じて社会と接点を持つことで気づいた、

 

「社会あるいは企業の”喫煙”に対する考え方」

 

についてまとめてみました。

 

就職活動について

 

この考え方について触れる前に、簡単にどんな就職活動をしていたのかについて説明しますね!

 

まず、期間としては大学3年生の5月あたりから就職活動を開始し、

 

大学4年生の3月に第一志望の会社から内定を頂いたことから、約1年間就職活動に取り組んでいました。

 

その1年間で私は特定の業界だけでなく多くの業界に目を向け、

 

100社以上の会社説明会に参加し、約50社のインターンに参加し、

 

結果として運良く13個の内定を頂きました。

 

「ほんと?」って思われるかもしれませんが、事実として就職活動において多くのものに触れる中、

 

”タバコ”についても触れる機会が十分にありました。

 

想像しにくい方もいると思うので私自身が就職活動でタバコについて触れた経験を紹介すると、

 

<なぜタバコはなくならないのか>

 

というテーマのインターンに参加した経験やタバコ休憩を積極的にとる会社の見学をした経験などがあります。

 

簡単な説明を終えたところで本題に入りますが、

 

社会や企業との接点がなかった私が就職活動を通じて気づいた、社会あるいは企業が考える

 

”喫煙”とは「規制したい一方で、完全に規制できない行動」だと思っています。

 

つまり、喫煙自体は人体に悪影響を及ぼすことが明確だからこそ企業や社会は規制を強めたいが、

 

年間約2兆円の税収面や習慣化の側面から完全に社会から取り除くことができない行動であるという認識でいるということです。

 

 

とあるきっかけ

 

私が就職活動を通じて企業や社会が喫煙に対してこのような認識をもっているんじゃないかと思ったきっかけは主に大手タバコメーカーのインターンです。

 

この大手タバコメーカーでのインターンでは就活生5人と社員の方1人で6人グループとなり

 

<なぜタバコはなくならないのか>

 

というのをテーマにディスカッションをするというものでした。

 

実際に就活生に加わっている一人の社員の方は積極的にディスカッションに参加する訳ではなく、

 

就活生の出した結論をもとにフィードバックをする形でした。

 

私を含めた就活生5人は意見を出し合い、

 

結果として私達は

 

「タバコは税収面、そして嗜好品という観点から人々に必要とされていることからこの世からなくならない」

 

という結論を出しました。

 

その結論をもとにタバコの必要性について熱く社員の方にプレゼンした所、

 

社員の方はタバコを毛嫌いするはずの年代である私達が

 

熱く必要性について語ってくれたことに対し泣いて喜んでくださり、

 

後にこんな言葉を私達学生に向けて投げかけました。

 

「タバコは煙の臭さや健康への被害から時代と共に嫌われる存在になってはいるけど、心の底からタバコを愛して吸い続けている人がいるから、どうかその人達からはその人にとってのご褒美を取り上げないでほしい」と。

 

一昔前までは”タバコミュニケーション”なんて言う言葉が飛び交うほど

 

会社の社員同士でタバコに火をつけながら充実した話をする文化もありましたよね。

 

しかし、今やこうしたコミュニケーションを取る人が次々に減り、

 

あっという間に喫煙者がマイノリティーとなり、悪いイメージを持たれることも増えてきました。

 

ただ、喫煙する行為自体が社会や企業全体から見てよくないことであったとしても、

 

タバコメーカーの社員の方が言っていた

 

「その人にとってのご褒美を取り上げないでほしい」という言葉は

 

喫煙者・非喫煙者関係なく大事にするべきことなんじゃないかなと思いました。

 

 

結論

 

これまでの話の流れを踏まえて、私なりの考えではありますが、

 

今こそ「harm(害)」を「reduction(減少)」させる

 

”ハームリダクション”の考え方を取り入れるべきではないでしょうか。

 

喫煙自体が「規制したい一方で、完全に規制できない行動」であるとすれば、

 

その喫煙自体の有害性を少しでも引き下げるべきだと思いませんか?

 

私は日本がハームリダクションの考え方を取り入れることで、

 

喫煙者の多くが紙巻きタバコからより有害性の低い加熱式タバコにシフトすることで日本全体の健康水準が高くなると信じています。

 

また、ハームリダクションを取り入れることで

 

多くの非喫煙者が苦手としている煙を出すことなく喫煙を楽しめるため、

 

喫煙者全体のイメージも良い方向に変わるのではないでしょうか。

 

そのためにも、紙巻きタバコユーザーの方は一度加熱式タバコに変えてみませんか?

 

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