加熱式タバコっていいよね

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加熱式タバコのグロー・アイコス・プルーム等の匂い比較

更新日:2022.02.13
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加熱式たばこ役立ち情報

こんにちは!シュプ好きです。

シュプリームとタバコが好き。ニオイは気にしない派。

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加熱式タバコの特徴と匂いの原因

加熱式タバコを利用している男性


愛煙家に風当たりの厳しい昨今、加熱式タバコは気になる存在です。良く耳にするアイコス、グロー、プルームは何が違うのでしょうか。ここでは、喫煙習慣のない人に嫌われる匂いの原因と加熱式タバコの特徴について解説します。

 

 加熱式タバコとは

従来の紙巻きタバコと加熱式タバコはニコチンを発生させて、それを吸い込むという点で違いはありません。しかし、ニコチンを発生させるプロセスが違います。タバコの葉に火をつけ、燃焼させることでニコチンを発生させるのが紙巻きタバコです。

一方、加熱式タバコはタバコの葉を燃焼させるのではなく、加熱することによってニコチンを含んだ蒸気を発生させます。タバコが健康に与える影響として問題視されているのが発がん物質のタールです。

タールが発生する温度は500度以上の高温状態だと言われています。紙巻きタバコは火をつけてタバコの葉を燃やすので500度を超えざるを得ません。このため、どうしてもタールを発生してしまいます。

加熱式タバコの加熱温度は最高でも350度です。この方法であれば、タールを発生させることなくニコチンを発生させることができます。

電子タバコと加熱式タバコの違い

外国の電子タバコはニコチンを含んだ液体を気化させて霧状にしたものを吸い込む道具です。電子タバコと加熱式タバコをよく混同します。加熱式タバコはタバコの葉を加熱してニコチンを発生させますが、電子タバコはタバコの葉を使用しないところが違うのです。

しかし、日本では薬事法でニコチンを含んだ液体は医薬品に分類されることから販売が禁止されています。現在国内で販売されている電子タバコは色々な香りの液体を気化させて霧状にしたものを吸い込んで楽しむだけで、ニコチンを含んでいません。

原材料にタバコの葉を使用していないことから法律上も日本の電子タバコはタバコに分類されていないのです。反対に加熱式タバコはタバコの葉を使用しているのでタバコに分類されています。

タバコの匂いの原因

喫煙習慣のない人に嫌われる匂いの最大の原因は、紙巻きタバコを燃焼させたときに出る煙に含まれる化学物質です。

燃焼させたタバコの煙には刺激臭の成分が入っています。よく知られている刺激臭の強い成分はアンモニアや硫化水素です。その他にもアセトアルデヒドなどが含まれていて、これらが混ざり合って独特の不快なタバコの匂いを形成しています。

タバコの匂いで最も嫌われる刺激臭の原因はタバコの葉を燃焼させたときの煙です。煙が出なければ匂いに関係する成分を減らすことができます。

加熱式タバコはタバコの葉を加熱して水蒸気を発生させるタバコです。これによって少なくとも刺激臭の発生を抑制することができます。

タバコの匂いが嫌われるのは煙の出ている間だけではありません。紙巻きタバコは、タバコを吸った後も匂いが残ることで知られています。タバコを吸った部屋だけではなく、服や髪などに匂いが残っているからです。

タバコの煙にはタールが含まれています。匂い成分をいろいろな場所に付着させるのは、このタールの持つ粘性です。煙は吸った後に匂いが残る原因でもあります。

発生させる物質が水蒸気である加熱式タバコでは匂い成分が出ないばかりではなく、水蒸気自体もすぐ蒸発して残ることがありません。従って、嫌な匂いが残ることも少ないのです。

加熱式タバコを選ぶときの要素

加熱式タバコ一覧

加熱式タバコの種類

加熱式タバコには、加熱する温度によって高温加熱式と低温加熱式の2種類があります。高温加熱式は200度を超える高温で加熱するタバコです。

高温加熱式には約300度から350度で加熱するアイコス、約240度から280度で加熱するグロー、約200度で加熱するプルーム・エスなどがあります。加熱式タバコを吸ったときに喉に感じるニコチンの圧迫感がタバコ感です。

タバコを吸った感じを強く受けることをタバコ感が強いと言います。
加熱式タバコは紙巻きタバコのような刺激臭はありませんが、匂いがないわけではありません。

加熱式タバコに装着するカートリッジ自体が匂うものもあります。高温加熱式の特徴は吸い込んだときのタバコ感の強さと匂いの強さです。

低温加熱式には約30度で加熱するプルーム・テックと約40度で加熱するプルーム・テック・プラスなどがあります。低温加熱式の特徴は吸い込んだときにタバコ感が弱いことです。

しかし、その一方で匂いも極めて弱くなるので周りにあまり気を遣わなくてすみます。

加熱式タバコの本体形状

加熱式タバコの本体形状は、スティックタイプ、ボックスタイプ、ヴェポライザーの3種類です。スティックタイプは他の形状と比較すると使い方がとてもシンプルになっています。

携帯し易い形です。加熱式タバコのビギナー向けと言えます。価格が安いことも魅力です。
スターターキットとしても多くの種類が販売されています。

ボックスタイプは加熱する温度や煙の量の調整が可能です。自分の好みに合わせてタバコを楽しむことができます。スティックタイプと比較するとやや大きくなってしまいます。

紙巻きタバコから手巻きタバコ用の葉まで、どんなタバコでも加熱式タバコに変えることのできるのがヴェポライザーです。コストパフォーマンスが良いことから最近注目を浴びています。やや大きめになってしまうのが難点です。

使用可能時間

タバコの吸い方は人によってさまざまです。吸うときに連続して何本か吸う人をチェーンスモーカーと呼んだりします。

このような人は一回の充電で吸うことのできる回数の確認が必要です。加熱タバコの種類によっては1本吸うたびに充電が必要なものと、充電後連続して複数回吸うことのできるものがあります。

更に加熱時間の長さも確認が必要です。一本毎の加熱時間が長ければ、長く楽しむことができます。充電にかかる時間も大切です。充電にかかる時間が長ければ充電途中で出かけてしまったような場合、使用可能時間が短くなってしまいます。

手入れの容易性

加熱式タバコは、タバコの葉が入ったカートリッジをセットして吸う仕組みになっています。手入れの決め手になるのがカートリッジです。カートリッジによって吸い殻が出るものと出ないものがあります。

吸い殻の処分が面倒な人は吸い殻が出ないタイプを選ぶべきです。ただし、吸い殻が出ないタイプでもプラスチックカートリッジは残ってしまいます。カートリッジ挿入箇所の手入れの要領も確認が必要です。

手入れの頻度ややり方はそれぞれの機種毎に異なります。自分の許容範囲内で手入れのできるものが良いでしょう。

アイコス、グロー、プルームのそれぞれの特徴

アイコス(iQOS)

アイコス

アイコスはラークやマールボロなどの紙巻きタバコ銘柄で有名なフィリップ・モリス社の加熱式タバコです。アイコスの特徴はタバコ感の強さと1本の喫煙時間が6分と長いことです。アイコス臭と呼ばれる独特の匂いも特徴になってます。

その匂いは高温加熱式の中で最も高い温度で加熱する影響もあって、焼き芋やポップコーンの様な独特のものです。この匂いは人によって好き嫌いがあります。

加熱式タバコにはニコチンの量や香りの違うカートリッジを交換する楽しみ方がありますが、アイコスのカートリッジは全6種類です。色々な味や香りを楽しみたい人には少し物足りないかもしれません。

吸い殻も発生します。ホルダー内が汚れやすく、こまめに掃除しないとアイコス臭が強くなるので、手入れがやや面倒です。

グロー(glo)

グロー

グローはダンヒルやケントなどの紙巻きタバコ銘柄で有名なブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン社の加熱式タバコです。

グローはアイコスほど強い匂いはありません。高温加熱式ですが、加熱温度がアイコスより低いことから発生する蒸気が少ないので服などへの匂い移りが少ないことが特徴です。

グローの最大のメリットは香りを楽しめるカートリッジの種類の多さにあります。それは全16種類です。タバコ感の強さをアイコス並に楽しめるカートリッジもありますが、喫煙可能時間が3分とアイコスの半分しかありません。

グローもアイコス同様、吸い殻が発生します。同様にホルダー内が汚れやすく、こまめに掃除する必要があるので、手入れがやや面倒です。充電時間がフル充電で120分と、アイコスやプルームシリーズと比較して長い時間がかかります。

プルーム(Ploom)

プルーム

プルームシリーズは日本たばこ産業社の加熱式タバコです。プルームシリーズには高温加熱式のプルーム・エスと低温加熱式のプルーム・テックがあります。プルーム・エスは高温加熱式ですが、加熱温度が約200度です。

この温度はニコチンが気化を始める温度ですが、これ以上の温度だとニコチンの匂いが強くなります。タバコ感を得られるギリギリの温度で匂いを最小限に抑えているのがプルーム・エスの特徴です。

プルーム・エスは90分でフル充電できて、22本吸うことができます。プルーム・エスは吸い殻が発生しますが、手入れはアイコスやグローと比較して簡単です。

プルーム・テックはタバコの葉を直接加熱しないで、プルーム・テックでは30度、プルーム・テック・プラスでは40度の低温でカプセルを加熱する方式です。

低温での加熱を実現したことで匂いを大幅に削減しています。プルーム・テック・プラスは加熱温度を40度にしたことで匂いを抑えてタバコ感を強くしたものです。

いずれのプルーム・テックも90分でフル充電できて、チェーンスモーキングができます。吸い殻は発生しません。ただし、使用済みのプラスチック製のカートリッジが残ります。

大きな吸い殻を残したくない人にはおすすめかもしれません。しかも、清掃などのメインテナンスがほとんど必要ないほど汚れの少ないことが特徴です。プルーム・テックのカートリッジは全6種類、味や香りを楽しみたい人には少し物足りないかもしれません。

アイコス、グロー、プルームなどの加熱式タバコの選択には自分自身の楽しみ方と周囲への配慮が大切

アイコス、グロー、プルームシリーズはいずれも加熱式タバコを代表するシェアの広い商品です。加熱式タバコを選ぶにあたっては自分自身の楽しみ方も大切ですが、周囲の人に与える影響も考える必要があります。

中でもタバコの匂いは最も気を遣うものです。加熱が高温であればタバコ感を味わえますが、匂いも強くなります。低温の場合は匂いは弱くなりますが,タバコ感も弱くなってしまいます。加熱式タバコを選ぶ参考にして下さい。

 

※記事における比較、ランキングは個人的な感想に基づくものです

 

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