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iQOSを長く使用していると、iQOSホルダーや充電器のLEDランプが点灯または点滅し、正常に動作しないことがあります。
バッテリー残量はあるはずなのにブレードが加熱しない。
または充電自体ができないなど、さまざまな症状が現れ、本体の交換を余儀なくされるケースも考えられるでしょう。
特にiQOSのLEDが赤色に点灯または点滅している際には深刻な問題を抱えていることが多く、早急な対処が求められます。
今回の記事では、そのような場合に陥ったときに覚えておきたいポイントを詳しく紹介します。
そもそもiQOSは、たばこスティックを差し込んで使用するホルダーと、ホルダーを充電するためのチャージャーを1つのセットとして使用します。
ホルダーとチャージャーにはそれぞれLEDランプが搭載されており、LEDの色によって正常または異常かを判断できるのです。
では、正常な状態のLEDと、異常時のLEDはどのようにして見分けるべきなのか、それぞれのパターン別に解説します。
ホルダー | チャージャー | |
白点灯 | 正常 | 正常 |
白点滅 | 正常 加熱中 |
正常 ホルダーステイタスライト:ホルダーの充電中 バッテリーライト:チャージャーの充電中 |
赤点灯 | 異常 | 異常 |
赤点滅 | 異常 | 異常 |
※チャージャーのホルダーステイタスライトとは、上記画像の右側にある2つのLEDランプを指します。バッテリーライトは左側のLEDランプを指します。
上記のように、白の点灯または点滅の場合は正常ですが、赤色に点灯または点滅している場合には何らかの異常が発生していると判断して間違いありません。
ちなみに、上記のLEDパターンは「iQOS3」シリーズおよび「iQOS2.4 PLUS」が該当しますが、初期型の「iQOS2.4」の場合は正常時のLEDが白ではなく緑色となっています。
iQOSのホルダーが赤点灯または点滅している場合、いくつかの原因が考えられます。
「iQOS3」シリーズの場合、ホルダーは赤点滅、「iQOS2.4 PLUS」は赤点滅または点灯で知らせてくれます。
赤色の表示が出たからといって即座に故障と断定できるものではなく、本体のリセットで正常に戻る可能性もあります。
本体のリセット方法はiQOSのモデルによっても異なるため、お手持ちのモデルを確認のうえ対応する作業手順を試してみましょう。
また、周囲の気温によってはiQOSが正常に動作できず、警告として赤色のLEDが表示されるケースもあります。
その場合には、iQOSを手で温めるか、涼しい場所に移動させて様子を見ましょう。
iQOSのチャージャーが赤点灯または点滅している場合には、以下のような原因が考えられます。
チャージャーが赤点灯または点滅している場合には、何らかの原因によって正常に充電ができていないケースが考えられます。
よくある事象としては、純正品以外の充電器(ACアダプター・USBケーブル)を使用している、または端子部分の接触不良です。
純正品以外の充電器では十分な電力が確保できず、正常に充電ができないケースがあります。
特にPCや車のUSB端子から電源を確保している場合などは、このような症状が現れることがあります。
充電器をチャージャーに接続したときにだけ赤点灯または点滅する場合には、純正のACアダプターとUSBケーブルに差し替えてみましょう。
また、接触不良が疑われる際には、ホルダーとチャージャーが接する端子部分をきれいに清掃したうえで充電を試してください。
それでもLEDが白色に変化しないようであれば、本体のリセットを試してみましょう。
iQOSは本体のモデルによってもリセットおよび初期化の手順が異なります。
モデル別にリセットの詳しい手順を解説しましょう。
上記で紹介した手順に従ってiQOS本体のリセットを試してみたものの、症状が改善しない場合には故障の可能性が考えられます。
iQOS本体が故障した場合は、iQOSカスタマーセンターへ連絡のうえ、交換手続きを行います。
ただし、上記の電話窓口は混み合っていて待たされることも多いため、よりスムーズに手続きを進めるためにはLINEまたはWeb上からの交換手続きがおすすめです。
いずれもiQOS公式サイト内で会員登録および製品登録の手続きが必要なため、事前に登録しておきましょう。
製品登録をしておけば、通常6ヶ月間の保証期間を無料で1年間に延長できます。
ちなみに、iQOSの購入時期によっては保証期間が切れている可能性もあり、そのような場合は本体の買い替えが必要になります。
しかし、保証期間が切れているからといって諦めるのではなく、念のためiQOSカスタマーセンターへ確認してみることが重要です。
もしかすると、あと数ヶ月、数週間など、保証期間が残っていることも考えられます。
また、iQOSの会員サイトである「iQOS PHERE」では、会員特典としてさまざまなプログラムが提供されています。
「コインズ」とよばれるiQOS独自のポイント制度もあるため、本体の割引が受けられるかもしれません。
iQOSはLEDランプの色によって、本体の状態を確認できトラブルシューティングが容易な仕様となっています。
普段とは異なる赤色のランプが点くと、すぐさま「故障なのではないか」と不安に感じてしまうものですが、実際にはユーザー自身で解決できる問題もあるのです。
iQOSカスタマーセンターとのやり取りを経て、トラブルシューティングの結果、万が一故障が発覚したとしても、保証期間内であれば最短翌日には新品のiQOSが到着するため安心です。
赤色のLEDランプが点いたからといって、安易に本体を買い替えるのではなく、今回紹介したように本体のリセットや初期化を行い、それでも改善しないようであればiQOSカスタマーセンターへ連絡のうえ担当者へ相談してみましょう。
他の記事では、IQOS(アイコス)の充電できないなどの様々なトラブルの対処法などを紹介しています。
気になる方はこちらをご覧ください。
◆IQOSが正しく充電できない原因と、基本的な対処方法について詳しく解説
さて、グローの赤ランプはどのようなものでしょうか。
基本的に赤信号の赤は世界共通ですから、エラー時の警戒をしなくてはなりません。グローのランプが点灯するとき、とくに赤の場合は以下のケースが考えられます。
グローはブレードを差し込むタイプではなく、スティックまわりを温めて周囲からぐるっと囲んでエアロゾルを発揮させるタイプです。
よって、温まるのに少し時間がかかるのです。よって、温度が高すぎる、温度が低すぎる、本体の温まりができてないなどのエラーが起きやすくなります。
これは決してグローが壊れやすいというわけではなく、あくまでエラーがでたときの対処です。
充電が未完了の場合は、プラグを差し込んで充電すればいいだけですが、本体の故障の場合は何もせずすぐにテクニカルサポートセンターに連絡してください。
そうしないと無理に温めようと何度もボタンを押したりすると事故の元です。
いまなおグローはそんなに壊れやすいわけではなく、むしろ頑丈で事故も起きたことは世界で見てもないはずです。
しかし万が一エラーランプがともっていたら、それはすぐに使用を中止してテクニカルサポートに連絡お願いします。
プルームテックは、赤と青のランプがあります。
今回は赤についてご説明すると、赤いランプが点灯しているときは「ブレードが刺さっていない&充電が完了していない」エラーです。
ブレードとは、プルームテックはスティックにブレードと呼ばれる刃を差し込んで温めます。
中に軸のようにブレードを差し込むわけですが、赤の点滅はそれがしっかり刺さっていないという意味です。
ブレードが刺さってなくて、きちんと熱が伝わっていないと、それがエラーの原因となります。
さらに、赤の点滅は充電も未完了であるという意味となるので、しっかりと抜き直してさしなおし、スティックをちゃんとはめた後、もう一度スイッチしてください。
さらに、赤と青の交互の点滅の場合は、本格的に故障しています。
そうなるとこちらもテクニカルサポートに連絡をお願いします。内部トラブルの可能性が大いに高いです。
いずれにせよ、普段と違うランプが点灯したり、「何か違うな」と思ったりしたら、すぐに使用を止めてテクニカルサポートに連絡してください。
フリーダイヤルですし、丁寧にサポートしてくれますよ。