加熱式たばこは、消耗品なのでバッテリーが摩耗していつか壊れてしまいます。今回の記事では、使えなくなったデバイスの扱いについて解説。なぜ壊れたのかの原因や、デバイスを捨てるときの注意点も紹介しています。
間違った捨て方をすると、火事をおこすかもしれないので、この機会に正しい捨て方を覚えましょう。
加熱式たばこのバッテリーが切れたとき、みなさんどうしていますか?故障したら捨てる人もいれば、メーカーに修理を頼む人もいるでしょう。加熱式たばこの場合、早いと半年で壊れるケースもあるので、故障慣れしている人も多いかもしれません。
今回は、加熱式たばこを使って初めて壊れてしまったという人向けに、故障の原因やバッテリーの廃棄の仕方を紹介します。もし間違った方法で処分すると、火事の原因となる場合もあるので、ぜひこの機会に覚えておくといいでしょう。
目次
加熱式たばこのバッテリーが切れる=デバイスの故障です。その主な原因は、デバイス本体の寿命もしくは故障の2つが考えられます。それぞれの原因について見ていきましょう。
そもそもデバイスのバッテリーが寿命を迎えたのが原因のパターン。加熱式たばこは、使うたび温度を高くするので、他のガジェット系よりも寿命が短い欠点があります。早ければ半年で使えなくなることも。
あまりにも早い場合は、不良品だった可能性もあるのでメーカーに問い合わせしてみましょう。
結構多いパターンが、メンテナンス不足によるデバイスの故障です。加熱式たばこは、使うたび内部にヤニやたばこ葉のカスが溜まっていきます。毎日これらを掃除しないと、どんどん汚れが溜まっていき、デバイス本体に負荷をかけてしまいます。
結果、本来の本体の寿命よりも早くバッテリーがダメになるケースが多々あるので注意しましょう。また、実はバッテリーではなく、加熱ブレードに問題があることも。温度があがらない、充電がされないといったトラブルに応じて対処するのをおすすめします。
加熱式たばこをプラゴミや、その辺のゴミ箱に捨てていませんか?一歩間違えば、大きなトラブルに発展するかも。もし知らずに捨てているのであれば、この機会に正しい廃棄方法を覚えておくといいでしょう。
まず加熱式たばこは、燃えるゴミやプラゴミといっしょにはできません。もちろん、燃えるゴミでも回収不可です。なぜなら、加熱式たばこの内部には、リチウムイオン電池がはいっているから。
従来の電池のように、ゴミにだすときは分別が必要です。そのままゴミに出すと、リチウムイオン電池は発火しやすい液体が入っているので火事になることも。
「じゃあ、どこに捨てればいいの?」と疑問に思いますよね?そんなときは、住んでいる自治体の指示に従いましょう。ゴミ回収の案内パンプレットに、分別の仕方がのっています。
おそらく加熱式たばこは、電池が内部に入っているので有害ゴミに該当します。指定の回収方法の通り、ゴミに出せば問題ないので安心ください。
加熱式たばこは、有害ゴミなので回収が先でゴミに出すまで時間がかかることも。そんなときは、リサイクルボックスも活用しましょう。電化製品を扱う店では、リチウムイオン電池を積極的に回収しているところも。
たとえば、ビックカメラでは環境保全活動の一環として回収ボックスが設置されているので、こちらに捨てても問題ないです。
加熱式たばこのバッテリーが切れたら、捨てる前に修理も検討してみてはいかがでしょうか?今回は、自分で治す方法とデバイスメーカーに依頼する方法の2通りを簡単に説明します。
加熱式たばこのバッテリーは、自分でも交換することができます。Amazonでも交換用のバッテリーが数千円で販売されています。ただし工具を使う作業が必要なので、手先に自信がない人や力がない人は難しいかもしれません。
とはいえ作業自体は10分ほどで完了するので、おすすめです。
1番手っ取り早いのは、メーカーへの問い合わせです。保険にはいっていれば、無料で修理・交換してくれます。いきなり使えなくなった場合は、バッテリー以外が原因かもしれないので、捨てる前に1度問い合わせをおすすめします。
加熱式たばこのバッテリーが切れたとき、捨てて新しいデバイスも買うのもいいでしょう。しかし、加熱式たばこのバッテリーの寿命は、ガジェット系のなかでも比較的短いことで有名です。
そのため、いちいち買い替えたり修理にだすのも大変。コスパも悪いです。なのでこの機会に、自分で修理できるようになると便利かも。今回は、バッテリーの交換を簡単に説明しました。実際に説明書を見ながらやってみると、案外簡単にできるので、興味のある人はぜひお試しください。