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「日本の政治とハームリダクション 」

更新日:2021.06.08
特集

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

これまで、私が執筆してきた記事では海外におけるハームリダクションの広がりやハームリダクションに対する日本企業の取り組みについて紹介してきましたが、今回は日本の政治におけるハームリダクションについて取り上げていきたいと思います!

 

日本の政治における、と言っても難しい内容をできるだけ噛み砕いて説明していますので気軽に目を通していただけると嬉しいです。

 

また、この記事を通して、日本の政治がどのようにハームリダクションを捉えているのかや、ハームリダクションの重要性について理解することができると思います。

 

 

 

さっそく、日本政治におけるハームリダクションについて言及していっても良いのですが、初めてこの記事を見たり、どれほどハームリダクションが注目されているのか理解していない方もいらっしゃると思うので先に解説させていただきます!

 

何度も紹介はしてきましたが、ハームリダクションを一言で言うと、「harm(害)」「reduction(減少)」させる、つまり「健康に与える悪影響を少なくしよう!」という考え方なのです。

 

もともと、薬物依存者に対する対処法として生まれた考え方ですが、最近では薬物以外の「やめたくてもやめられないもの」に対する対処法としても認識され始めています。

 

その「やめたくてもやめられないもの」の代表例としてはダイエット中のお菓子やお酒、タバコなどが挙げられます。

 

意外と多いですよね。

 

飲酒やめたくてもついつい飲んじゃう、なんてことは社会人の多くの人が一度は経験したことはあるのではないでしょうか?

 

大学生である私の身の回りの友人はよくダイエット中にお菓子やカップ麺を食べてしまったという人が多くいます(笑)

 

友人だけでなく、私自身も筋トレを週5回行っており、食事制限も行わないとだめなのですが、ついつい予定してた摂取カロリーを超えてしまうなんてこともあります。

 

この例のように、人というのは自分、もしくは他人からの制限を完璧に守ることはできず、意思が弱い生き物なのです。

 

そんな意思の弱い私たち人間にぴったりな考えこそがハームリダクションなのです。

 

近年では、健康を損なう可能性のあるアルコール中毒者やタバコ喫煙者に対して従来の飲酒や喫煙を「完全にやめる」といった取り組みよりも減酒や紙巻きタバコから加熱式タバコに変えるなど、「無理のない治療」が行われるケースが増加しています。

 

時代の移り変わりが激しい今の世の中において、ハームリダクションとは現代社会を活きる私たちにとっては必要不可欠な考え方であり、時代が進むにつれて重要性が増しているのです。

 

 

 

さて、これほど重要性を増しているハームリダクションですが、日本の政治ではどのように捉えられているのでしょうか。

 

結論として、日本政治においてハームリダクションは「薬物の供給低減と需要低減による薬物使用量低減対策を補完する公衆衛生対策及び実践の理念」として捉えられています。

 

難しい言葉が続きましたが、簡単にいうと、「薬物使用に関する規制をより強固にするもの」として認識されているということです。

 

というのも、国際条約に基づいて国が薬物の規制を本格的に開始したのは約60年前なのですが、政府が思っていた以上に薬物使用者数が減少せず、新しい取り組みをする必要があると感じていたという背景があります。

 

このような背景から西欧中心に広がりを見せていたという考えを日本にも導入することを決断したのです。

 

この考えを導入した当初は、ハームリダクション自体を薬物汚染が深刻化した国の「苦肉の策」と認識されていたそうです。

 

しかし、時が進むにつれ、苦肉の策としてのハームリダクションではなく、厳罰政策の限界から出発した「効果的な公衆衛生政策と支援実践」としてのハームリダクションという、ポジティブな表現で表現されるようになりました。

 

さらに、近年ではハームリダクションは薬物使用者の人権を尊重し、厳罰政策によって疎外された人間を孤立から救い出すための倫理的実践として認識されるようになり、より肯定的に受け入れられるようになりました。

 

以上のことを踏まえ、日本の政治において、ハームリダクションがどのように認識されているのかをまとめると、ハームリダクションは「薬物」という領域に限定して受け入れられていながら、その薬物という領域で大きな効果を発揮し、肯定的に認知されていることが伺えます。

 

 

 

こうした日本政治の現状に対して、1人の学生である私は、『ハームリダクションをさらに広義の意味で捉え、さまざまな領域において導入すべき』だと考えます。

 

私がこのように考えたきっかけは、さきほど紹介したハームリダクションが日本の薬物問題を大きく改善したという背景にあります。

 

確かにハームリダクションという言葉が生まれたきっかけは、薬物問題を少しでも解決することでしたが、よくよく考えてみると、私が今回紹介したような飲酒や喫煙に関しても薬物と同じく「やめたくてもやめられないもの」として分類されるため、ハームリダクションの適用範囲を政府が介入して広げてもいいはずです。

 

そこで、第一に取り組むべき課題が薬機法の改定だと思います。

 

この法律があるおかげでこれまで私たちは商品に対する誤認や誤解をすることなく正しく、安全に医療品や健康商品を使用することができていました。

 

しかし、その一方で商品自体がどの程度健康に良い影響を与えているのかや、どれほど健康に寄与しているか、などの指標がわかりづらくなってしまっている側面があります。

 

日常生活を送っている中でも、一度は同じような商品でもどっちが効果的なのかなど、気になったことはないでしょうか?

 

青汁という商品ひとつとっても消費者として効果・効能がわかりづらく、企業側としても他社との差別化が図りづらくなってしまっているという状況が生まれています。

 

こうした問題に対して、政府がハームリダクションを薬物だけでなく、さまざまな領域で導入することによって企業や自治体もハームリダクションに基づいた取り組みをしやすい環境が生まれ、私たち生活者の生活はより豊かになる可能性は非常に高いと思います。

 

 

 

上文で私の意見を皆さんに共有させて頂きましたが、これからの日本を背負う学生はどうあるべきなのでしょうか。

 

結論、『ありとあらゆる情報に対して敏感になるべき』だと考えます。

 

というのも、昨今の時代はSNSが発達し、誰でも簡単に自分の感じたことや考えをインターネット上にアップロードできるようになっており、1つ1つの情報の価値というのが薄れているように思えます。

 

その中で多くの人は1つの情報を深く考えることなく、右から左に情報が流れています。

 

そこで、これからは自分が興味のあることだけに時間を割くのではなく、多くの情報に対して目を通し、「自分ゴト化」を行い、その情報に対して誰かが感じたことを自分の意見にするのでなく、過去の経験や今ある知識から自分がどう思うのかを明確にする必要があると思います。

 

そのきっかけとして、学生だけでなく社会人の方もぜひハームリダクションについて自分がどう思うのかについて考えてみてはいかがでしょうか?

 

ハームリダクションはこれまでの日本、もしくは世界の常識を大きく変え、広く受け入れられる可能性のある考え方なので考えてみて必ず損はしません。

 

なにをどう考えたら良いのかわからない人のためにポイントを簡単に3つ紹介すると、以下のポイントが良いと思うのでぜひ考えてみてください!

 

①ハームリダクションとは?(じぶんなりの解釈を考える)

②ハームリダクションと私たちの生活の関係性(ハームリダクションがあるのとないのとではどう違いがあるのか)

③ハームリダクションが普及したらどうなるのか(近未来分析を行う)

 

 

 

最後にはなりますが、この記事を通じてハームリダクションの必要性や現状、並びに日本の政治がハームリダクションをどう捉えているのか理解できましたか?

 

筆者である私は動機はどうであれ、読者である皆さんがハームリダクションに対して興味を持ち、ハームリダクションについて考えるきっかけ作りができれば嬉しいです。

 

最後まで目を通して頂きありがとうございました!

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