加熱式タバコっていいよね

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加熱式たばこの歴史

更新日:2022.02.15
特集

加熱式たばこは歴史が浅い商品です。

 

といっても、2014年にIQOS(アイコス)が誕生しているので、5年以上は経過しています。

 

今回は加熱式たばこの歴史についてお届けします。教養のひとつとして、タバコシーンのたしなみとして、またコミュニケーションのヒントのひとつとして、お楽しみください。

 

 

加熱式たばこは2014年に誕生

加熱式たばこの歴史はそれほど深くありません。2014年に最初の加熱式たばこIQOS(アイコス)が登場しています。

加熱式たばこは、着火式の紙巻きタバコとは異なり、加熱してベイパーと呼ばれる蒸気を吸い込むタバコです。

 

これだと副流煙がでないのと、ニコチンの害がほぼないといわれているので、嫌煙家に配慮しつつ自分もタバコを楽しめると人気に火がつきました。

 

その後、プルームテックやグローといった製品も次々登場し、またフレイバーという名の香りの楽しみ方も多様化したことで、加熱式たばこ市場は一気に広がりました。

 

アイコスは2014年

最初の登場はくり返しますが2014年です。フィリップモリスというタバコ会社がアイコスを販売。名古屋とミラノで2014年11月に販売スタートされました。

 

現在は世界に広がり、イギリス、カナダ、ドイツ等でもアイコスは販売されています。

 

下記は厚生労働省の調査レポートの抜粋です。こちらによりますと、アイコス、プルームテック、グローのいずれも、タバコ事業法上の「喫煙用の製造タバコ」という分類になります。

 

つまりれっきとしたタバコということに法律上もなっています。

 

 

加熱式たばこはれっきとしたタバコであり、タバコ葉も使われています。

 

ただ着火はしないので、火を使わず安全である点や、煙がでないので副流煙を気にしないで済む配慮の点、少量で満足度も高いのでコスパが良い点、また、ニコチンが強烈ではないので依存症になりづらい点などが大きなメリットとしてあげられます。

 

紙巻きタバコに比べて非常に優れていますし、かつてタバコを吸っていなかった方にも、新規ユーザーとして加熱式たばこは推奨できるぐらいです。

 

プルームテックは2016年

そしてアイコスに続いて発売されたのが、国産であるJTの作ったプルームテックです。

 

JTはタバコ会社として国内でも圧倒的シェアを誇っており、株式投資の分野でも配当が高いとして人気です。

 

福岡でまず発売開始され、その後、2017年に東京で販売が開始されました。それから全国展開という形をふんでいます。

 

まずタバコ愛好家が多い地域でテスト販売し、その後様子をみて都心、それから全国展開という形式が一般的なマーケティング戦略に則った形となるようです。

 

グローも2016年

さらに、形が長細くなく、比較的長方形に近い形を持つグロー

 

2016年にブリティッシュアメリカンタバコ社から発売されています。

 

最初に仙台、それから東京・大阪と続き、全国展開されました。

 

 

加熱式たばこは安全・・・!?

一方で、気になる安全面ですが、WHOがレポートを出しています。

 

それによると、健康リスクがあるとは言い切れないとのこと。また、受動喫煙(副流煙)については、科学的根拠が十分あるわけではなく、研究の途上にあるようです。

 

ただ、一部の国々で、加熱式たばこに規制が入っている国も存在します。

 

【加熱式たばこの規制状況】

規制対象の国・・・韓国、イタリア、カナダのバンクーバー市

 

規制対象外の国・・・イギリス、ロシア、ドイツのベルリン州

 

まとめ

加熱式たばこは、今はテレビ朝日で「アイコス芸人」というアメトーークの番組があったほど人気です。

 

その背景には、地道なマーケティングがあり、地方でのテスト販売を経て、全国展開という形を取っていたようです。

 

世界でもそれは同様で、規制のない国や州・市では、テスト販売をくり返しながら、徐々に加熱式たばこを広げていった背景があります。

 

2014年の前については各社が明かしていないので詳細は出てきませんが、開発の背景にはタバコ離れがあったものと思われます。

 

禁煙ブームが進む中、安全なタバコを開発し、嗜好品として楽しみつつも健康に配慮するという難しいミッションを、タバコ会社はその優秀な手腕で実現したこととなります。

 

タバコ会社の人達は本当に優秀で、その製品である加熱式たばこを愛用できることが誇らしいですね。

 

世界が注目する加熱式たばこ。世界的企業によって作られた素晴らしい嗜好品を愛用しながら、毎日を楽しんでいきましょう。

 

タバコは一人でも楽しめますが、人と一緒に楽しんでも素晴らしいモノです。その際のちょっとした知識として本記事がお役に立てれば本望です。

 

 

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